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令和3年度における地域医療支援センターの取組みについて

当センターが令和3年度に予定している取組みについて、先日、香川県地域医療対策協議会(書面開催)においてご報告しましたので、その内容についてホームページにも掲載します。

主 旨
 近年低調な傾向にある臨床研修医のマッチングや専攻医の採用状況を勘案し、令和3年度では、若手医師の確保に向けた取組みをいっそう強化するとともに、医学生のうちから地域医療への関心を高め、総合医を目指す医師の増加を図る取組みを新たに実施します。
令和3年度新規・拡充事業
①地域医療を担う人材の育成(総合診療セミナーの開催)※新規
 事業の概要:香川大学と連携し、医学生修学資金貸与者を含む医学部1~4年生を
       対象に、自治医科大学出身医師等による総合診療セミナーを開催す
       る。
②専門医研修資金貸付事業 ※拡充
 事業の概要:県外で臨床研修を修了し、県内の専門研修基幹施設が実施する研修プ
       ログラム(内科・小児科・外科・産婦人科・救急科・総合診療)に参
       加する専攻医に対し、義務年限期間を付した研修資金(20万円/月)
       を貸与する。
 拡充の内容:令和3年度では、産婦人科もしくは救急科プログラムに参加する専攻
       医は、臨床研修を修了した医師が県内・外にかかわらず貸付対象とす
       る。
③県内臨床研修医合同セミナーの開催 ※新規
 事業の概要:県内の臨床研修医と専門研修病院を一堂に会し、県内の専門研修プロ
       グラムの説明会と、研修医同士の意見交換会(交流会)を開催する。
       研修医同士の親睦を深め、横のつながりを強化することにより、研修
       修了後も香川県での勤務を継続する意向を植え付け、県外への流出を
       抑える。
その他の事業
その他キャリアステージに対応した体系的な施策・取組みについては、令和3年度も引き続き実施し、切れ目ない医師確保対策の実施に努めます。

添付ファイル:R3年度の取組み